第22回京都国際子ども映画祭・長編部門にて、『なつやすみの巨匠』が見事グランプリを獲得しました!
【京都国際子ども映画祭とは?】
NPOキンダーフィルムフェストきょうとが主催し、今年で22回を数える歴史ある映画祭。公募で選ばれた子ども審査員(小学4年生~中学3年生)が映画祭期間中に全作品を鑑賞し、意見を出し合い、最終日にグランプリ作品を選出します。また、子どもスタッフが運営に参加しているのもこの映画祭の特徴です。
烏丸御池駅近く、京都文化博物館。こんな立派な建物で映画祭は行われます。
子ども審査員によるグランプリの発表。
「長編部門グランプリは……『なつやすみの巨匠』です」
よっしゃー!思わずガッツポーズの監督。
インド、ドイツ、韓国。ノミネート作品の監督らと並ぶ中島監督。
この映画祭の意義についてアツく語っていました。
子どもスタッフの皆さん、運営お疲れ様でした!
グランプリ獲ったどー!
子供たちの反応も直に見られて有意義でした。かなり受けは良かったと思います。
子ども審査員による講評。
博多弁が通じるか心配でしたが、ちゃんと作品を読み込んでくれていることが分かります。
「さこ兄とばか姉、結婚するかな」いいですね、続編はそれで(笑)。
大人スタッフはサポートこそすれ、選定に口出しすることはありません。
コネもしがらみも関係なく、子どもたちが自分の感性で一番面白いと思った作品に『なつやすみの巨匠』を選んでくれたことは何よりも嬉しいです。
そう、子どもたちの感性を信じること。「好きに生きれ!」と存在を全肯定してあげること。それがこの企画のスタートであり、テーマだったのです。それに応えてくれたのは他ならぬ子どもたち自身でした。
映画祭の主催者の言葉をここに引用します。
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子どもは本来様々な映画を楽しみ、理解し、共感する力を持っています。映画館という人が入ってナンボという仕事ですから、人が集まらない映画を上映することはないのかもしれません。でも、人が集まらないことと、映画がつまらないこととはイコールではないですよね。だからこそ、子ども映画祭の存在価値があると思うのです。
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この作品に光を当てて下さってありがとうございました。
我々作り手の切実な想いに共感し、これまで応援して下さった皆さま、ありがとうございました。
もっともっとこの作品を多くの人に届けられるよう、今後も頑張ります。